SELF-LEVELING

セルフレベリング工法

高精度な床の平滑性を、短工期で実現するセルフレベリング工法。

WHAT IS

セルフレベリングとは?

セルフレベリング工法とは、流動性の高い専用材料(セルフレベリング材)を床面に流し込むと、材料が自重で広がり水平な床面を自動的に形成する工法です。

従来の左官・モルタル工法では熟練職人が手作業で均す必要がありましたが、セルフレベリングは材料の性質を利用するため、短工期・高精度・均一な仕上がりを実現できます。

不陸修正・仕上げ下地づくりとして、新築・改修を問わずあらゆる現場で活用されています。床の平滑性を必要とする塗床・フローリング・タイル・OAフロアの下地に最適です。

±1mm以内の高精度 1日施工が可能 あらゆる仕上げ下地に対応 新築・改修どちらも対応

施工イメージ写真
(後日掲載)

従来のモルタル工法との比較

比較項目 セルフレベリング工法 従来のモルタル工法
仕上がり精度 ◎ ±1mm以内材料が自動で均一に広がる △ ±3〜5mm程度職人の技術に依存する
施工工期 ◎ 短い(1日〜)流し込み後は材料に任せる △ 長め(数日〜)乾燥・重ね塗りに時間がかかる
職人技術への依存 ◎ 低い品質のばらつきが出にくい △ 高い熟練技術が仕上がりを左右する
薄塗り対応(3mm〜) ◎ 対応可能3mm程度の薄塗りに対応 △ 難しい薄塗りは強度・均一性が低下
材料費・コスト △ やや高め専用材料のコストがかかる ◎ 標準的材料費は安価

※ 施工面積・厚み・現場状況により異なります。トータルコストではセルフレベリングが有利になるケースも多いです。

USE CASES

こんな現場に最適です

不陸修正から新築下地まで、幅広い現場で活躍します。

既存床の不陸修正

改修工事でがたつきやでこぼこのある床を平滑化。既存床を撤去せずに短工期で対応できるため、稼働中の施設でも採用しやすい工法です。

  • オフィスビルの改修
  • テナント入居前の床下地
  • 老朽化した倉庫・工場の床

新築スラブ上の仕上げ下地

打設したコンクリートスラブの表面には多少の不陸が生じます。セルフレベリングで均すことで、高品質な仕上げ下地を短工期で完成させます。

  • マンション・ビルの新築工事
  • フローリング・タイルの下地
  • OAフロア設置前の床準備

店舗・商業施設の改修

閉店後の短い施工時間で床面を整備。翌営業日には歩行可能な状態にできるため、店舗の休業期間を最小化できます。

  • ショッピングモールのリニューアル
  • 飲食店・小売店の改装
  • ホテル・宿泊施設の改修

病院・福祉施設の段差解消

バリアフリー対応に必須の段差解消工事でも活躍。ミリ単位の精度で床面を均し、車椅子や歩行器が安全に通れる環境を整備します。

  • 病院・クリニックのバリアフリー化
  • 老人ホーム・デイサービスの改修
  • 公共施設のユニバーサルデザイン対応
FLOW

施工の流れ

セルフレベリング施工の標準的な手順を紹介します。

  1. 下地確認・清掃

    既存床面の浮き・ひび割れ・段差を確認します。油汚れ・レイタンス(コンクリート表面の脆弱層)を除去し、材料の付着に適した状態に整えます。

  2. プライマー塗布

    セルフレベリング材と下地の接着性を高めるプライマーを全面に塗布します。プライマーの乾燥を確認してから次工程に進みます。

  3. 材料混練(こんねん)

    セルフレベリング材と水を規定量で配合し、専用ミキサーで十分に混練します。材料の均一性が仕上がり精度に直結します。

  4. 流し込み・均し

    混練した材料を床面に流し込みます。材料の自重で広がり水平面が形成されます。スパイクローラーで気泡を抜きながら必要に応じて軽く均します。

  5. 養生・乾燥管理

    施工後24時間は養生期間です。急激な乾燥・直射日光・通風を避け、安定した環境を保ちます。気温・湿度に応じて乾燥時間を管理します。

  6. 仕上がり確認・引き渡し

    水平精度・付着性・表面状態を確認します。規定の品質を満たしていることを確認後、施工完了・引き渡しとなります。

FAQ

よくある質問

セルフレベリングについて、よくいただく質問をまとめました。

施工可能な厚みはどのくらいですか?

一般的なセルフレベリング材は3mm〜30mm程度の厚みで施工できます。不陸の程度に応じて厚みを調整します。30mmを超える場合は下地モルタルを先行施工し、その上にセルフレベリングを流す2工程施工となります。

養生期間はどのくらい必要ですか?

歩行可能になるまで約24時間、仕上げ材(タイル・フローリング・塗床など)の施工は48〜72時間以上が目安です。気温・湿度・施工厚みによって変わるため、現場状況に応じて確認します。

既存タイルやビニル床の上にも施工できますか?

既存仕上げ材の状態によります。しっかり接着されていて浮きがない場合は、既存の上から施工できるケースがあります。ただし剥がれや浮きがある場合は撤去が必要です。現地調査で適切な方法を判断しますので、まずはご相談ください。

セルフレベリング施工の費用の目安は?

施工厚みや面積、現場状況によって大きく異なりますが、一般的に材料費・施工費込みで1㎡あたり3,000円〜8,000円程度が目安です。下地処理や残材処分費が別途かかる場合があります。正確なお見積りは無料で対応していますので、お気軽にご相談ください。

施工中は建物を使用できますか?

施工エリアへの立ち入りは制限されますが、施工区画以外は通常通り使用できます。フロア単位・区画単位での分割施工も対応しており、稼働中のオフィス・商業施設での施工実績もあります。

セルフレベリングの仕上がり精度はどのくらいですか?

適切な施工を行った場合、±1mm以内の平坦性を実現できます。従来のモルタル工法(±3〜5mm程度)と比較して格段に高い精度です。OAフロアや精密機器設置床など、厳格な平坦性が求められる現場に特に適しています。

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