工事保証と瑕疵担保責任の違い:知っておきたい法律的な基礎知識

工事を依頼する際「保証はどうなりますか?」という質問は重要です。「保証」にはいくつかの種類があり、それぞれ内容・期間・請求できる範囲が異なります。

3種類の「保証」の違い

1. 施工保証(業者保証)

施工業者が「自社の施工に問題があった場合に補修する」という約束です。

  • 期間:1〜5年が一般的(工法による)
  • 対象:施工不良・材料の貼り間違い・端部処理の不良など
  • 注意:業者によって保証内容・範囲が異なるため、保証書の内容を必ず確認する

2. 材料メーカー保証

防水シート・ウレタン材料などのメーカーが材料自体の品質を保証するものです。

  • 期間:5〜10年が多い(材料・メーカーによる)
  • 対象:材料自体の品質不良による不具合
  • 注意:施工不良が原因の場合はメーカー保証の対象外になることがある

3. 瑕疵担保責任(民法上の権利)

民法に基づき、請負契約の目的物(工事)に「瑕疵(欠陥)」があった場合に修補・損害賠償を請求できる権利です。

  • 期間:「瑕疵を知った時から1年以内」に請求(民法637条)
  • 対象:明らかな施工不良・性能不足
  • 注意:保証書の有無に関わらず、法律上の権利として存在する

保証書を受け取る際の確認ポイント

  • 保証期間の開始日と終了日
  • 保証の対象範囲(どこまでが保証で、何が対象外か)
  • 保証対応の手順(連絡先・対応期間)
  • 免責事項(自然災害・使用者の過失は対象外が多い)

よくある質問

Q. 保証期間内に業者が廃業したらどうなりますか?
A. 業者保証は業者が存続していることが前提です。大手メーカーの材料保証はメーカーが続く限り有効です。複数の保証を組み合わせることでリスクを分散できます。
Q. アイクラフトの保証内容は?
A. 施工完了後に保証書を発行しています。工法・材料によって保証期間が異なります。詳細はお見積り時にご説明します。

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