雨漏りの相談で最も多い浸入口のひとつが「サッシ廻り」です。窓の上枠からポタポタ落ちる、窓台が濡れる、クロスにシミが出る——。サッシと躯体・外壁材の取り合いは、異種材料が出会う構造的な弱点で、シーリングの品質がそのまま雨漏りリスクになります。
なぜサッシ廻りは漏りやすいのか
- 異種材料の取り合い: アルミと躯体・外壁材は動き方も接着性も違う
- 三方〜四方の連続目地: 縦横の目地が交差するコーナー部は施工難易度が高い
- 水が集まる形状: 上枠は壁を流れる雨水を受け、下枠は水が溜まりやすい
- 動きが複合する: 建物の揺れ・サッシの熱伸縮・開閉の振動が重なる
納まりの基本
サッシ廻りのシーリングは、目地幅・深さの確保(バックアップ材・ボンドブレーカーで二面接着)、コーナー部の増し処理、上枠の水切り形状との整合が基本です。特にコーナーの打ち継ぎ・気泡は水みちに直結するため、連続充填とヘラ押えの丁寧さが問われます。ALCなど吸水する外壁材では、プライマーの適合・二度塗りも寿命を左右します(プライマーの解説)。
「サッシ廻りだけ」の劣化に注意
外壁目地より、日射と雨がかりの厳しいサッシ廻りが先に傷む建物は多くあります。外壁全体の打替えはまだでも、サッシ廻りだけ先行打替えする、という部分改修は合理的な選択です。当社はサッシ1本からお請けしています。
漏っているときの注意
室内側から見えるシミの位置と浸入口は一致しないことが多く、また原因がサッシ本体(枠の排水機構の詰まり・パッキン劣化)のこともあります。むやみに室内側から埋めると排水経路を塞いで悪化するため、散水調査での特定が先です(雨漏り切り分けの解説)。
iCraftにご相談ください
合同会社iCraftは、サッシ廻りの部分打替えから外壁一式まで、原因調査を含めて対応します。東京・埼玉・千葉・神奈川、現地調査・お見積りは無料です。
