セルフレベリングvs左官モルタル:床下地工法の違いと使い分け

床下地の工法として「セルフレベリング」と「左官・モルタル工法」はそれぞれ特長があります。どちらが優れているという話ではなく、現場の条件によって使い分けることが重要です。

工法比較表

比較項目 セルフレベリング 左官・モルタル
精度 ±1mm以内(高精度) ±3〜5mm程度(職人の腕による)
工期 短い(流し込み後すぐ) 長め(均し・養生期間が必要)
コスト 材料費が高い 材料費は安い
厚みの自由度 薄い〜中程度(5〜30mm) 薄い〜厚い(幅広く対応)
複雑な形状 得意 職人の技術次第
品質の均一性 高い(材料特性に依存) 職人の腕による差あり

セルフレベリングが有利な場面

  • 塗床・OAフロアなど高精度下地が必要な仕上げ
  • 工期を短縮したい場合
  • 広い面積を均一に仕上げたい場合
  • 施工後すぐに次工程に移りたい場合

左官・モルタルが有利な場面

  • 厚盛りが必要な場合(30mm以上の不陸修正)
  • 屋外・凍結リスクのある環境
  • コストを優先したい場合
  • 形状の自由度が必要な場合(段差・勾配など)

組み合わせ施工のすすめ

大きな不陸はモルタルで下地を作り、仕上げ精度をセルフレベリングで整えるという組み合わせ施工が費用対効果の高い選択肢です。アイクラフトでは現場状況に合わせた最適な工法の組み合わせをご提案します。

よくある質問

Q. セルフレベリングはどの厚さまで一度に施工できますか?
A. 製品によりますが、一般的に5〜30mmの範囲です。それ以上の厚みが必要な場合は複数回施工(下地モルタル+仕上げSL)が必要です。
Q. セルフレベリングは自分でできますか?
A. 材料自体は市販品もありますが、プライマー塗布・材料の正確な計量混合・流し込みのタイミングなど専門的なノウハウが必要です。精度が求められる現場では専門業者への依頼を強くお勧めします。

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