土間コンクリートの品質を左右する部材のうち、最も安くて最も軽視されがちなのが「スペーサー」です。役割はひとつ、ワイヤーメッシュや鉄筋を、コンクリートの中の正しい高さに保持すること。これができていない土間は、補強材が入っていても機能していません。
かぶり厚とは
かぶり厚は、鉄筋・金網からコンクリート表面までの距離です。かぶりが薄いと、コンクリートの中性化や水の浸入で鉄が錆び、錆の膨張でコンクリートを押し割ります(爆裂)。逆に深すぎる(=補強材が底に沈んでいる)と、ひび割れ幅を抑える効果が出ません。土間のメッシュは厚さの中央〜やや上に保持するのが基本です。
「打設中に引き上げる」は機能しない
スペーサーを使わず、メッシュを床に置いたまま打設し、途中でフックで引き上げる——昔ながらのやり方ですが、作業者が踏めば沈み、均一な高さは保てません。確実なのは、打設前にスペーサーで浮かせておくこと。コンクリート製・モルタル製・樹脂製のブロックやサイコロ型を、メッシュのたわみが出ない間隔(1m前後)で配置します。
スペーサーの種類
- サイコロ(モルタル製): 定番。複数の高さを面で使い分けられる
- 樹脂製スペーサー: 軽量で施工が早い。土間・スラブ用の形状が豊富
- バーサポート: 鉄筋を連続的に支える金物。配筋量の多い床で
検査で見るならここ
打設前の配筋写真で、メッシュが浮いているか・重ね幅が確保されているかを見れば、その業者の基本動作が分かります。打ってしまえば見えなくなる部分こそ、写真での記録を残す業者が信頼できます(配筋の考え方の解説)。
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合同会社iCraftは、配筋・スペーサー設置の工程写真を残し、見えない部分の品質をご報告しながら施工します。東京・埼玉・千葉・神奈川、現地調査・お見積りは無料です。
