外壁塗装とセットのシーリング打替えで、見積りに「ノンブリード(NB)タイプ」と書かれているか——これは仕上がりを左右する重要ポイントです。ノンブリードとは、シーリング材の可塑剤が表面ににじみ出ない(ブリードしない)タイプのこと。塗装がのる目地では事実上の必須仕様です。
ブリード現象とは
一般的なシーリング材には、柔らかさを保つための「可塑剤」が含まれています。この可塑剤は年月とともに表面へ移行し、上に塗った塗膜を軟らかくして、ほこりを吸着させます。結果、目地の上だけ黒ずんだ線が浮き出る——これがブリード汚染です。塗装後1〜3年で現れることが多く、洗っても落ちません。
ノンブリードタイプの仕組み
可塑剤を使わない、または移行しにくい高分子タイプの可塑剤を使うことで、塗膜への影響を抑えた材料です。変成シリコーン・ポリウレタンの主要メーカー品には、それぞれNBグレードが用意されています。単価差はわずかで、塗装とセットの工事なら選ばない理由がありません。
こんなときはノンブリードを指定する
- 外壁塗装と同時にシーリングを打替える(最重要)
- サイディング・ALCなど、後日塗装の可能性がある外壁の目地
- 過去に目地の上だけ黒ずんだ経験がある建物
逆に、露出のまま塗装しない目地(金属パネルのシールなど)では、通常タイプの変成シリコーンで問題ありません。
見積りでの確認方法
「変成シリコーン打替え」とだけ書かれた見積りでは、NBかどうか分かりません。塗装が絡む工事なら「ノンブリードタイプですか」と一言確認を。材料名の明記された見積りを出す業者は、この点でも信頼しやすいと言えます。
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