生コン(レディーミクストコンクリート)の発注書や配合報告書に出てくる「21-18-20N」のような表記。これは呼び強度21・スランプ18cm・粗骨材の最大寸法20mm・普通ポルトランドセメントという意味です。この記事では、土間工事で生コンを発注するときに最低限知っておきたい読み方と選び方を解説します。
呼び強度: 床の用途で決める
呼び強度はコンクリートの強度等級で、数字が大きいほど強くなります。倉庫や店舗の土間では18〜24、フォークリフトなど重荷重が載る床では24〜27程度が目安です。強度を上げるとセメント量が増えて単価も上がりますが、土間の寿命と表面の摩耗に直結するため、用途に対して不足させないことが大切です。
スランプ: 施工性と品質のトレードオフ
スランプは生コンの軟らかさ(cm)です。大きいほど流れやすく施工は楽になりますが、水が多いぶん乾燥収縮が大きくなり、ひび割れや強度低下のリスクが増えます。土間では15〜18cmがよく使われます。ポンプ圧送の可否や均しの体制も考慮して決めるため、「柔らかくしてほしい」と現場判断で加水するのは厳禁です。
粗骨材と セメント種類
粗骨材の最大寸法は20mmまたは25mmが標準です。薄い増し打ちでは骨材が大きいと施工しづらいため、厚さに応じて選びます。セメントは通常「N(普通)」ですが、冬期や工期を急ぐ現場では「H(早強)」を使い、硬化を早めることがあります。
数量の計算と発注単位
必要数量は「面積 × 厚さ + ロス5%程度」で計算します。当サイトの材料数量計算機を使えば、面積と厚さを入れるだけでm³数と発注目安が出ます。生コンは0.25〜0.5m³単位での発注が一般的で、少量になるほど割高(小口料金)になります。ミキサー車が入れない現場では現場練りという選択肢もあります(現場練りの解説)。
発注時に伝えるべきこと
- 打設日・時間と荷受けの間隔(打ち継ぎを防ぐため連続で)
- ポンプ車の有無・車両の駐車位置
- 納入伝票で配合を確認すること(呼び強度・スランプ)
iCraftにご相談ください
合同会社iCraftは、生コンの配合選定から打設・金鏝仕上げまで、土間コンクリート工事を一括でお請けします。数㎡の小口打設も対応。東京・埼玉・千葉・神奈川、現地調査・お見積りは無料です。
