屋上防水の種類と選び方:シート防水・ウレタン防水・アスファルト防水の違いを徹底解説

屋上防水は建物を雨漏りから守る最重要工事のひとつです。しかし「どの工法を選べばいいか分からない」というご相談を多くいただきます。本記事では代表的な3工法の特徴を比較し、選び方のポイントを解説します。

屋上防水の主な工法3種類

1. 塩ビシート防水

塩化ビニール樹脂製のシートを下地に貼り付ける工法です。機械固定工法(ディスクで固定)と接着工法(接着剤で全面固定)の2種類があります。

  • 耐用年数:10〜15年
  • 施工期間:中程度(3〜7日/100㎡)
  • 特徴:耐久性・耐候性が高く、改修工事に最適。既存防水層の上からかぶせ施工も可能。
  • 向いている建物:マンション・ビルの屋上、工場・倉庫の屋根

2. ウレタン塗膜防水

液状のウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を形成する工法です。複雑な形状にも対応できるのが強みです。

  • 耐用年数:8〜12年
  • 施工期間:やや長め(養生期間が必要)
  • 特徴:継ぎ目がないシームレスな防水層。狭所・入り組んだ形状でも施工可能。
  • 向いている建物:バルコニー・ルーフバルコニー、複雑な形状の屋上

3. アスファルト防水

アスファルトを主材料とした防水工法で、信頼性が最も高い工法のひとつです。

  • 耐用年数:15〜20年
  • 施工期間:長め
  • 特徴:耐久性・信頼性が最高水準。重厚で安定した防水層を形成。
  • 向いている建物:大規模建築、高い耐久性が求められる施設

工法選びのポイント

工法の選択は「建物の用途」「劣化状況」「予算」「工期」の4つのバランスで決まります。改修工事の場合は既存防水の状態によって最適工法が変わるため、現地調査が不可欠です。

よくある質問

Q. シート防水とウレタン防水はどちらが安いですか?
A. 一般的にウレタン防水のほうが材料費は安い傾向がありますが、施工面積や形状の複雑さによって変わります。正確な費用は現地調査後のお見積りでご確認ください。
Q. 既存防水の上から施工できますか?
A. 既存防水の状態が良好であればかぶせ工法(重ね貼り)が可能です。撤去費用を抑えられるメリットがあります。現地調査で判断します。

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